マンションの外壁リフォームを検討している人に勧めたい

塗料の種類・色の選び方

外壁にも種類がある?

大まかに「外壁」と言っても、建物によって壁の材質もいろいろです。
ここでは代表的なものを紹介します。


■モルタル
セメントを石灰や砂と混ぜ、水で練った材質です。
コストが安く、防火性に優れていることが特徴で、施工も容易です。
吹き付けタイル・スタッコ・リシンなどと呼ばれる仕上げの種類があります。


■板張り
一戸建ての住宅でよく見られるタイプ。
レトロな雰囲気の商店などにも使われるようです。断熱性と調湿性の高さが特徴。
板を横に渡した「横張り」と、縦に渡した「縦張り」があります。
「下見板」「羽目板」とも呼ばれるようです。
材質が木なので、木部用の塗料で塗装します。


■サイディングボード
最近では最も主流となっている外壁の種類と言われています。
セメント質と繊維質を原料に、板状に形成した素材です。
加工が容易で防火性・遮音性に優れ、耐久性が高いことも特徴です。


■トタン外壁
断熱性・防火性の高い金属によって形成された素材です。
軽量で加工しやすいのが特徴。ただし釘の浮きやサビの発生も多い。
塗料は鉄部用のものを使用します。


■ALC
特殊コンクリートの一種で、気泡コンクリート(Autoclaved Light weight Concrete)
と呼ばれます。 吸音性や断熱性に優れている素材です。


■漆喰
消石灰に膠着剤、麻や藁の繊維を加え、水で練り上げた素材です。
防水性や調湿性に優れ、季節の気候の変化がある日本にはぴったりの材質ですが、
乾燥時には収縮するので隙間が出やすいのが欠点とのこと。

 

塗料の種類もいろいろ

外壁の塗装で使われる塗料は、主に次のような種類があります。


■合成樹脂調合ペイント
耐用年数・・・3~5年
従来、最も多く使用されてきた塗料。


■フッ素樹脂塗料
耐用年数・・・10~15年
高耐候性で、汚れのつきにくい塗膜。
耐用年数は10~15年と長持ちするが、その分高価。


■アクリルシリコン樹脂塗料
耐用年数・・・10~15年
高耐候性はフッ素樹脂に次ぐ。住宅の塗り替えに推奨される。


■ウレタン樹脂塗料
耐用年数・・・8~10年
耐久性、耐候性、耐薬品性に優れ、多方面で使用されている。


■アクリル樹脂塗料
耐用年数・・・5~8年
油性ペイントより耐候性に優れ、色あせしにくい。


■光触媒塗料
高耐候性、防汚性が望めるようですが、開発されてまだ日が浅いため
耐用年数などはまだ未知数とのことです。
 

塗料の色の選び方

建物の外壁の色は、一度塗ってしまったら
「イメージが違う! すぐ塗り替えよう」というわけにはいきません。


「カラーサンプルでは、落ち着いた薄いベージュだと思ったのに、
マンション全面に塗ってみたら明るい黄色に見えた」
という体験談をネットで見ました。


同じカラーでも、小さな面積より大きな面積の方が明るく鮮やかに感じられて、
逆に、暗い色だと面積の大きい方がより暗く見えるんだそう。
これは「面積効果」と呼ばれるそうです。


外壁の塗装を行う際、どういった色で塗るかという色の選択を、
塗料メーカーのカラーサンプルを見て決定する事になります。


カラーサンプルの大きさは、ほとんどがわずか数センチの大きさ。
小さなサンプルで見た印象と、広い面積で見た実際の印象では大きな違いを感じるということを、
あらかじめ頭に入れておくとよいでしょう。


最近では、パソコンで建物の画像を編集し、希望のカラーを塗ったときのイメージを比較できる
「カラーシュミレーション」 というサービスを行っている業者が多数あります。


業者を検討する際に、シュミレーションができるかどうかを聞いてみるといいかもしれません。
実際の完成イメージとまったく同じというわけにはいきませんが、
色選びの参考として利用することをお勧めします。

 
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